えこぴーのエコのたね・・・学校給食のごみ?
こんにちは、えこぴーです。
令和6年度プラスマ・オンラインセミナーにご参加いただきありがとうございました。ところで、オンラインセミナーの際、時間の関係でご紹介できなかった「学校給食で出るごみの種類と量は?」というご質問について少し調べてみました。
1 学校給食に関係するゴミの種類とリサイクル
学校給食は給食センターや各学校で調理されており、主なごみの種類としては、
・食べ残し ・調理時の食材の切りくず ・廃食用油
各施設から出たごみは粉砕圧縮するなどした後、民間業者が収集して可能なものは肥料などにリサイクルされているそうです。
環境省調査報告書※1によりますと回答のあった自治体のうち 40.0%が、「食品廃棄物の再生利用」に取り組んでおり、最も多い 取組は「肥料化」26.1%、次いで「飼料化」 12.3%であったとのことです。
2 給食ゴミの量
全国市町村の児童・生徒1人当たりの年間食品廃棄物発生量(環境省 平成25年度推計)※2
・食べ残し 7.1キログラム
・調理残渣 5.6キログラム
・廃油等その他 4.5キログラム
3 食品ロス削減対策 ※1
各施設では、調理くずや食べ残しの量を減らすため、
・切り方の工夫や端材の利用により可食部分を増やす
・子どもたちの好みにあわせたり、地元産の食材や地域の伝統食をメニューに取り入れるなど献立を工夫する
・欠席が多い学級がある場合は、他の学級分に振り分けるなど配膳の工夫をする
など食品ロス削減対策をされています。
また、教室では給食の時間等に食育や環境教育に取り組まれているほか、ストローレスの牛乳が提供されるなど脱プラの取り組みも進んでいるようです。
(出典・参考ウェブサイト)
〇食品ロス削減の取組みについて
学校給食における食品ロス削減に関する調査研究報告書(環境省 2023.3)※1
学校給食から発生する食品ロス等の状況調査結果(環境省2015.4)※2
「Fun to Eat 楽食」学校給食の残食削減に向けた取り組み事業報告書(環境省 2023.3)
〇プラスチックストロー削減の取組みについて
給食を美味しく完食して、食品ロスを削減するために様々な取り組みをされているのですね!
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